コロナ禍で在宅ワークが増えた。
なにか副業を始めたい方。
フリーランスになってこれから宅録ナレーターで生計を立てていきたいと思っている方。

実際に宅録ナレーターってどんな仕事ができるのか気になりますよね。
今回は宅録ナレーターとして生計を立てている
エトがこれまでに担当したお仕事をご紹介します。
【内容】
- 初めての仕事
- 宅録で取り扱える仕事
- 声の使い分け
- まとめ
Contents
初めての仕事
私が宅録ナレーターを始めて、最初に頂いた仕事はCW(クラウドワークス)で応募して採用されたYouTubeのLINE漫画のナレーションでした。
10分程度の長さで、登場人物は二人。
LINEのやり取りを音声で読み上げるスカッと系のYouTube漫画です。
金額は1本800円でした。
やはり単価は低いですが、これも経験とスキルで上がっていきますので最初は単価が低くても実績のために挑戦することをおすすめします。
徐々に高単価のお仕事にシフトチェンジしていくといいですね。
最初は、とにかく経験重視!
たくさんの案件に応募してそこからのつながりでどんどんお仕事を頂きましょう!
宅録で取り扱える仕事
宅録でいただけるお仕事にはどんなものがあるのか。
羅列しますと、
- テレビ・ラジオCM
- YouTube漫画
- 動画広告(YouTubeやTikTokなどで流れる動画広告)
- 企業VP
- 教育用動画ナレーション
- 資料動画ナレーション
といった感じです。
最近の印象として多くの企業や行政機関が動画で何かを伝えるということが多くなっているように感じます。
YouTubeなどの動画コンテンツの普及によって、動画を作ることがより身近になってきているようですね。その分ナレーターのお仕事も増えています。
動画を作りたい方は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用して
ナレーターを募集しています。
こちらでクライアントとクリエイターがつながる仕組みになっています。
そして、宅録のお仕事で最も多い案件は、YouTube動画のナレーションです。

単価はやはり低いですが、チャンネルも多いため、常にニーズはあると言えます。
安定して毎月収入を得るためにはYouTube案件レギュラーは必須です。
私は、現在毎日のYouTube漫画のレギュラー案件は、5チャンネルあります。
その他のチャンネルにも時々出演するなど、とにかくYouTube漫画は収入の大きな柱になりますのでおすすめです。
あとは、不定期で入ってくる仕事です。
企業や地域の紹介動画や、官公庁の資料動画のナレーション、イベント会場での動画ナレーションなどなど。
テレビCMは宅録では滅多にありませんが、2回ほど経験があります。
制作会社へ行ってスタジオ収録というのはあります。
時々このように、宅録ではないお仕事を頂くのは新鮮ですね。
ただ、普段一人で思いっきり収録しているため、人の前で読むことに少し緊張してしまいます(笑)
声の使い分け
YouTube漫画は1話を一人から3人程度で演じます。
基本1人で何役も演じ分けます。
私が演じたことがあるキャラをいくつか挙げてみますと、
- 主人公女の子(よく被害に遭う)
- 主人公をいじめる義母・義妹・義姉など
- 主人公の恋人男性
- 主人公をまもる義父・義兄・義弟
- 主人公の親友(なぜかやたらと強い)
- 主人公の娘(親と同じく被害に遭う・あるいは反対に悪者を成敗してくれる)
- IQ200の天才児
- こわいおじさん(でも味方)
- 動物(犬・タヌキ・キツネ・ネコ・蛇・豚などなど・・・)
とにかく男女・年齢関係なくたくさん。
動物も!
なんならGも演じたことありますよ(笑)
台本が面白いと演じるのも楽しいです。

ただ、1話に20キャラ登場した時は、本当に大変でした。
特におじさんが3人出てくるとさすがに声の使い分けが難しいです。
声を使い分ける時のポイントですが、男女の違いはもちろん高低ですが、同じ男性・女性でも使い分けが求められる場合次のことを意識すると使い分けができると思います。
まずは、自分が一番出しやすい声で1キャラ演じましょう。
優しげな雰囲気、可愛い雰囲気の時は地声より高くを意識します。
これは、味方キャラでも敵キャラでも可ですが、喋り方で敵か味方かわかるようにします。
敵キャラならネチネチとムカつく感じで話します。
落ち着いたキャラ、年上キャラの時に使います。
こちらも、敵味方両方いけます。
これは、基本敵キャラで使います。
女でも男でもいけます。
おばさんキャラに向いている声です。あえてクリアに発生せずに空気を含んだ厚みのある声にすることで、どっぶりとしたおばさんキャラを演じます。
幼い子供は、あえてハキハキ話さず、拙さを出します。その方がかわいらしいですしね。
子どもはまだ早く話せないので言葉を区切るようにゆっくりと。
青年は普通に話せますが、怒っていたり焦っていたりする時は、まくしたてるように速く。
大事なシーンや老人などはゆっくりと話すようにします。
最近の動画は、できるだけ長さを伸ばして23分~25分を目指すものが多いですが、多くの視聴者は1.5倍速などにして聞き流しています。
そのため、ゆっくりのしゃべりでも視聴者には早送りでちょうどよくなっているので、間延びなどはそんなに気にしなくてもいいでしょう。
自分の声を使い分けるには、高低やスピードの使い分けだけでなく、鼻にかける、喉をしめるようなだみ声、腹筋を使った太い声など、体の様々な部分を使って発声していきましょう。
女性が男性のような低い声を出すには毎日の訓練が必要です。私も最初はどうやって出したらいいかわかりませんでしたが、とにかく毎日低い声を出す練習を積み重ねることで少しずつ出るようになってきました。
継続は力なりです。
まとめ
声の出し方も単価のあげ方も、続けることでうまくいくようになります。
まずは半年やってみてください。
そうすれば、なにか変化を感じることができるはずです。
今回の内容をまとめると
まずは、単価が低くても数をこなそう!クラウドワークスなどのクラウドソーシングを通じてクライアントとつながりお仕事をもらい、YouTube漫画などレギュラーを数本もつ。
一緒に頑張っていきましょう!
