フリーの声優として活動し始めて1年が経ちます。
ようやくペースもつかめて自由な時間も持てる余裕が出てきました。
今回は、気になるお仕事の一日の流れや収入などをご紹介します!
- 一日のお仕事の流れ
- 収入ってぶっちゃけ
- フリー声優の展望
一日のお仕事の流れ

朝!
まず、朝なんですけど、私なかなか起きられないんです( ;∀;)
そもそも夜寝るのが遅くて、朝は本当は8時半とかに起きたいんですけど、
実際は10時半とか・・・
そして朝食は食べません。もう2時間もすればお昼ですからね。
そして、朝起きていきなり声は出ませんよね。
そのため、最初の30分から1時間くらいは朝の諸々の身支度を済ませて温かいコーヒーか紅茶を淹れます。
あ、着替えはしていないんです。在宅ですからパジャマでOK!楽ちん♪
そしてお茶を飲みながら、その日の原稿を印刷したり、下読みしたり、ペン入れしたりしていたら、1時間くらい経つのでそこから収録開始!午前中だと原稿の長さにもよりますが大体3~4本といったところでしょうか。
収録時にアクセントが分からない単語があれば、アクセント辞典で調べて読んでいますよ!
特に地方出身だとアクセントが地方訛りになっていますのでできるだけメジャーなアクセントで読むようにしないとコメントで『アクセントおかしい!』と指摘されることがあります。
私は、できるだけ指摘されたくないので調べるようにしています。
もちろん完璧にはできませんが、最近はアクセントで指摘されることはなくなりました。
それだけでも視聴者には「ストレスなく」聞ける作品になります。
プロだという自覚をもってやっているので、そのあたりは気をつけているところです。
そして少し編集して1,2本納品したらお昼になります!
お昼♪
お昼ご飯は大体13時頃ですね。
冷蔵庫に食材があれば何か作りますが、なければ近くにお弁当を買いに行ったり、面倒くさい時にはデリバリーを頼んだり。本当に出不精です・・・。
少しは気分転換や運動のためにも出かけた方がいいんですけどね。なかなかできていません。
最初の頃はお昼は30分位で済ませていたんですが、最近は余裕が出てきたので1時間から2時間はゆっくりできています。
アニメ好きの私にとってご飯を食べる時間はアニメを見る至福の時間でもあります。
ネットフリックスやアマプラ、ディズニーなどでいろいろ見ています。
最近は昔のものを見返して再び感動しています。
ここ最近見たものでいうと、『夏目友人帳』『東京グール』『魔入りました!入間くん』『フルーツバスケット(旧)』『約束のネバーランド』などです。
どれも最高ですね。
そんな至福のひと時を過ごしたらさあお仕事再開!
午後からはだいたい4~5本収録します。そして編集してどんどん納品してきます!
夕方7時くらいにはだいたい終わりますが、仕事量が多くて(あるいは昼間アニメを見すぎて)終わらないときは夜10時とかまで編集することもあります。
夜
お仕事が終わっていれば、夜は映画見たり、ウォーキングしたり自由な時間を過ごしています。
この時間にYouTubeで自分が携わっているチャンネルをちらっと見たりもします。
コメントを参考にしたり、再生回数の伸びをチェックしたり、自分の声はあまり聞きたくありませんが成長のためにフィードバックは大切にしています。
他チャンネルを見るのも、他の声優さんのしゃべり方、表現の勉強になるので時々チェックするようにしています。
といっても結構朝から夕方前、週5日とフル稼働なので会社員時代よりしっかり働いている気がします。
納品数=お金のため、仕事をした分だけが報酬になるということ。
会社員時代はぶっちゃけたとえ働いていなくても勤務時間中はお給料は発生していますよね。
まさに、タイムイズマネーですね。
収入ってぶっちゃけ
最初の頃はとにかく手あたり次第応募してこなしていたので単価300円とかでした。
ぶっちゃけこんなの今考えたら安すぎます!(笑)
文量にもよりますが最低単価は1000円が妥当かなと。
それより低いところは今は基本お引き受けしていないですね。
2分程度で5000円を払ってくれるところもあれば、15分で500円とか本当にクライアントの好きに値段が設定されています、
YouTubeチャンネルの声優レギュラーは文量の割には、そこまで単価は高くないです。
おそらく、シナリオライター、声優、動画編集、サムネ作成などいろんなワーカーで分担しているのでそのようになってしまうのだと思いますね。
ただ、毎月の固定報酬が見込めるのでレギュラーはいくつかあると安心です。
一番報酬が高いのは、企業のイメージビデオや広告案件です。
対個人より対会社の方が金額も大きくなるので、企業案件を多くこなしていくと収入アップにつながります。
最初は低単価でも経験を積んで、徐々により高い単価のお仕事をもらっていくようにステップアップしていくのがいいでしょうね。
私は今では、月収が会社員時代の手取りの2倍くらいにはなりました。
もちろんそこからこの後、保険料や税などを払わないといけないのですが、それでも貯金は増えました。
フリー声優の展望
結論から言うと、今後ますます活躍の機会は増えるでしょう!
ただ、競争も激化するのではないでしょうか。
フリー声優といえどもレベルが上がっています。
20件案件に応募して1件受かるか受からないか。
セロから始めても可能性はあると以前お伝えしましたが、実力主義の世界。
そのため、少しでも早く経験を積みましょう。
ぶっちゃけアクセントとか滑舌は最低限できていればOK。
あとはいかに特徴的で印象に残る声かということだと思います。
もちろん地声がそんな声じゃないし!と思っても大丈夫。
私も自分の声は低いし、特徴ない方だと感じています。
でも、声は鍛えることができるし経験積めば出せる声、できる演技も増えていきます。
コメントで「この声好き」とあると本当にうれしいものですよ!
自分ではそんなことないと思っても、あなたの声を求めてくれる人は必ずいます!
一日でも早く挑戦してみてください!